結構遅い話題

甲子園。すごかったですね。決勝戦は劇的な試合でした。弧弦はTV中継で5回くらいから見たのですが、あそこまで「筋書きは無いけど筋書きがあったっぽいドラマ」はないでしょう。褒めてるんですよ


弧弦はそもそもどっちを応援していたということは無く、とにかく高校球児らしい、決勝戦らしいプレーを期待していました。みんな必死で球を追います。みんな必至でダイヤモンドを駆け抜けます。プロ野球と違って、一つ落としただけで大粒の涙を流すことになるトーナメント戦。こういうシステムが粋でいなせですね。今さらですけど。


でも気になるのは、広陵の監督さん。どうやら満塁HRの一つ前のフォアボールの判定に納得がいかない様子で、そのことをコメントに少々放ったら、高野連だかどっかのひとが「高校野球の監督がする発言ではない」とバッサリ。確かにあの判定、弧弦から見たら微妙とも思えない程「ストライク」と感じました。もちろん、野球において審判に逆らうことは基本的には出来ません。彼らが絶対的ルールブックなワケです。でも、広陵の選手だって立場は佐賀北となんら変わりませんし、4点のリードがあったからといって決して怠慢なプレーをしていたとも思えません。必死です。必死で4点を守り抜こうとしていたのに、あの判定、それだけでなく突き放すような言い方はどうなんでしょうか。「お前ら負けたんだから文句言うな」っつーこと?なんかいろんな人が広陵の敵をしているようにも見えてしまい、純粋な感覚で高校野球を見ることが出来なかったなぁ。