セントラルリーグAクラス

セ・リーグの弧弦的感想



中日ドラゴンズ
大きな連勝こそないものの、大きな連敗もなく、総合的な安定感が今の順位(1位)を生んでいるのでしょう。なんと言っても貫禄なのは川上憲伸。現在、防御率・勝利数・奪三振数すべて1位という、投手王国のまさに王となっている人物。防御率セ・リーグ唯一の一点台。点を取られなければ負けない。このチームの6月に入って一試合平均失点1.45という数字は、現在「打高投低」と思われる野球界において脅威と言えるだろう。ちなみに今シーズンまだ横浜はここから勝利を挙げていましぇん。



阪神タイガース
ここもまた着実に勝利を稼ぎ、大きな連敗はしない球団。村上がどうこうとグラウンド外の話題も多いが、やはりこのチームは総合的な戦力が高い。チーム防御率、チーム打率は共にリーグ2位。圧巻は藤川球児。JFKの中でも特に安定感に長けているこの男、防御率は29試合で0.23と脅威の数字。あの速球は打てないよ。マジで。連覇に向けて、このチーム特有の『全員野球』を魅せる時である。ちなみに今シーズンまだ横浜はここから1勝しか挙げていましぇん。



読売ジャイアンツ
今、最も泥沼なのは間違いなくこの球団。4月、この時点で優勝を確信しても良いほどの開幕ダッシュを仕掛けたが、痛恨の7連敗で今や3位に。なんと言っても小久保、高橋由伸等の離脱が大きく響いており、また首脳陣と選手で内輪もめがあったりと完全に暗雲に包まれたこのチーム。と言っても、二岡、イ・スンヨプと強打者が「いない」わけではない。小坂、仁志や若手も使った機動力要素を取り戻し、まだまだ「ジャイアンツ・スピリッツ」を見せてもらいたい。ちなみに今シーズンまだ横浜はここから1勝しか挙げていましぇん。



以上、横浜計2勝セ・リーグAクラスレビュー(?)でした。