教育実習生

弧弦のクラスに一ヶ月前、教育実習の先生がやってきました。女性でおそらく3〜5年前の卒業生なんですけど、この人しっかりするところはしっかりするし、かつクラスでは生徒と同じ様な立場で活動に参加。周りも見れていてすごい好印象な人でした。あ、早いうちに言っときますけど恋愛対象とかじゃないですよ。先生として、生徒から見たらすごくいい人でした。



期間中に合唱祭があって、その練習もたくさん見てくれてました。前日ぐらいにはジュースを差し入れしてくれたり、当日には飴も。とにかくこの人は、このクラスをすごい愛してくれている。そんなことが感じられる人でした。



先週の金曜日。ドッジでヒビ疑惑が出た日。その実習生が期間の最終日を迎え、6限ガ終わった後、合唱祭で歌った曲を先生1人の為だけにクラス合唱。やはり泣いていましたね。好きになったクラスなのに早すぎる別れですもんね。「夢を諦めないで欲しいです」と、月並みだけど強い言葉で去っていきました。



それから5日。6限の体育が終わり教室に戻ると、机の上に手紙が。よく見るとクラス全員の机に。「あの人のクラスへの愛は大きすぎる。」と、逆に呆れるぐらいすごい人でした(無論、いい意味で)。1人1人にしっかりした字で手紙を書き、焼き増しした集合写真が挟まれて、メアドまで書いてありました。しかもこの人、それとは別に課題が出ていたらしく、それの提出をしに学校に来たとのこと。課題の合間を縫ってこんなことを企てていたのです。とりあえず最終日に大したことを話せなかったので、メールで言いたいことを全て言いました。



このとき弧弦がいい意味で少し失敗したと思ったのは、着メロが卒業曲の定番である「旅立ちの日に」だったこと。「今別れの時 飛び立とう未来信じて」ってやつ。凝った着メロじゃなかった分、メロディラインが切ない感じが滲み出てしまいました。



なにはともあれ、本当にお疲れ様でした。ここで言っても伝わりませんが、頑張ってください。



さて。なにがおかしいかって何でそれが着メロなの?