久々に

ネット芸人、弧弦としての言いたい事を言わせてもらいますと。


最近また自分の中で審査ブームが来てるんですが、他の方のジャッジペーパーとか見ると結構「違うだろそれは」的なことを書いている人が多いですね。


たとえばアニメやゲームを題材としたネタ。そういうネタの場合、よくジャッペに「マニアックすぎて万人受けしない」という批判を書いている人がいますよね。それが減点対象になってたりなってなかったりすると思うんですけど、でも審査って個人個人の価値観でするものですから、自分が分かればそれを気にする筋合いは無いんじゃないでしょうかね。それはわからない人がわからないなりに減点してくれるから。もし自分がその題材を知っているなら、そんで面白いなら点あげればいいじゃんって。「面白いけど、万人受けしなさそうだから減点」ってのは余計なお世話に過ぎない、というお話。アニメとかに限らず、「面白いけど万人ウケしなさそう」っつーのも同じくですね。


続いて、最近「実際に演じるようなネタであって、テキスト向きではない」というジャッペを見たことがあります。これは弧弦も食らったことがある意見なのですが、これにはプチ愕然ですね。なんせNIKEのコンセプトの一つとして「実際に演じている感覚を出す」というものがありまして。僕も同じネタを審査したのですが、実際に演じている感覚が心地よいテンポを生み出していて、結構面白かったんですよ。内容も完成度もあったし。決して0点を付けられる様なネタではないのですが、そのネタは上記の理由だけで0点を付けられていました。確かにネットお笑いっつーのはテキストネタの世界ではあるんですが、文だけでもリアリティのある演技をすることって笑いに近づける手段の一つでもあると思うんです。だって、テキストネタよりも実際の漫才やコントの方が面白いのは当たり前じゃないですか。だったらそれにより近づけたほうが、テキストネタだって面白くなるんですよ。そういった文章力やテクニックを身につけるのも、特に漫才書いてる人には必要だと思うんですけどねぇ。僕はそう思います。


さっきもいいましたが、審査ってのは個人個人の価値観。なのでここまでの文章ははっきり言ってただの戯言です。気にするか気にしないかは貴方次第。弧弦でした。