期末テスト中間報告

N「お願いしますね。」
弧弦「おねがいします。」
N「まずは数学ですか。えっと・・(解答用紙を見る)」
弧「どうっすか?」
N「なんか埋まってるところと空白のところ、半々ぐらいですね。」
弧「まあね。わかるとこはとことんわかるけど。」
N「わからんとこはとことんわからんと。」
弧「そういうことです。最悪赤点かもしれないっす。」
N「そうですか?見た感じそれはなさそうにも見えますけど。」
弧「部分点次第ですかね。」
N「なるほど。・・この計算用紙にメモってある【(r- )】ってなんです?」
弧「なんか公式書こうとしたあと。意味はないよ。」
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N「現代文だいぶ埋まってるじゃないですか。」
弧「あのね、これはだいぶ行くよ。運よければ80は行く。」
N「ほぉ。自信ありですね。」
弧「そりゃもう。【従事】っていう漢字、わからなかったんだけど、
  まわりの文を推測して書いたら偶然当たってたのよ。」
N「なるほど。あんたそういう推理力はありますからね。」
弧「推理力と運の勝利だね。」
N「・・・・・・あの。」
弧「はい?」
N「この【衝激】ってなんですか?」
弧「あぁ、衝撃って漢字が出てこなかった。ど忘れしたのよ。」
N「なんですかそりゃ。」
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N「ライティングは・・とりあえず埋まってはいますね。」
弧「無茶苦茶雰囲気で書いてるけどね。」
N「7割ぐらい雰囲気で書いてますね。」
弧「英語ダメなんすよ自分。」
N「あんた一応さ、英会話教室6年通ってたんでしょ?」
弧「そうだけどさ・・英会話教室っていうより【英語で遊ぼ!】みたいなもんだし。」
N「無駄な6年過ごしてますね。」
弧「やかましいわ。」
N「これも最悪に転んだ場合、赤あるかも・・?」
弧「しれないです。」
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N「家庭科はもっと雰囲気で書いてますね。」
弧「っていうかさ、問題がアバウトすぎてムカつくわ。こういうの大嫌い。」
N「たまに自信ない解答を薄い字で書いてあるのあなたっぽいですね。」
弧「そういう場合たいてい間違えてんだけどね。」
N「なるほど。・・これも赤候補ですか?」
弧「これも悪く転んだらね。」
N「あんたそればっかですね。」
弧「ちがうのよ、この日登校中にねこの死骸見ちゃって。」
N「関係ないわ。」
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N「保健、多少の空白はありますけど・・」
弧「解答の方は大丈夫だと思うよ。これは赤はない。」
N「ほぉ・・・この【JIB】ってのはなんでしょう?」
弧「それあとで調べたら【IUD】だったわ。」
N「かすってもいないですね。」
弧「でもさすがNIKEをプロデュースしてるだけあって、『I』ははずさなかったね。」
N「うるさいですよ。」
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N「5教科終わりましたね。」
弧「そうね。一応目標は平均50だから・・」
N「志し低い。」